”おきがる(気軽)”街づくりとは?
自分たちが住みやすい「まち」ってどんな街だろう?
なにがあったら楽しい?
今あるものだったらどこが好き?
もっと良くするにはどうしたらいいかな?
今回の住民本屋さんのイベントやフリーペーパーの参加を通して
そんなことを夫婦で話す機会が増えました。
住民本屋さんとのイベントはこちら
ツネカネの考える『まちづくり』
イベントを通して私たちは
なにかを大きく変えたとか
一生残るなにか「もの」をつくりあげたとか
なにかそんな大層な具体的な変化とかはない。
ただ、そこで生まれた会話や
笑顔や出会いや気づき。
そんな小さなやりとりそのものがもう、
「まちづくり」なんじゃないかなって、思ったんです。
いやいや、そんなことがまちづくりなはずはない!
街全体が盛り上がるイベントじゃないと!とか。
100人以上入る新しい建物を作らないと!とか。
収益が!!とか。
そういうのだけがわたしたちの街を作っているわけじゃない。
結局「人」がいなきゃ、まちはただの土地だ。
街の中で安心して会話できる場所があったり
家以外にも居心地のいいじぶんの「居場所」があったり
家族以外でもきやすく話せる知り合いがたくさんいること。
そんなちいさなことが、
わたしたちにとっては
「居心地のよさ」であり
「住みやすさ」だったりする。
フリーランスのお絵かき屋さんとして
活動をはじめてまだ2年ほどですが、
今回のような地元のイベントや活動を通して
たくさんの方とお知り合いになることができて、
より一層『このまちに住んでいる』という実感が増している。
まちづくりとは『住んでいる人』が作るもの
まちは「住んでいるひと」が作るもの。
役所に勤めていないと、とか。
お店をやっている人でないと、とか。
とくべつな条件が必要なわけじゃない。
住んでいる人であれば誰であってもできる。
会話が生まれるだけでまちは作られている。
まちづくりを「他人事ごとにしない」
とノートリボ主催者のなつこさんも言っている。
激しく同意!
「住所がある」だけじゃもったいない。
あなたも含め、わたしも含め、
みんなでまちは日々作られている。
毎日変わっている。
私たちにできることは小さなことかもしれない。
でも小さいからこその「気軽さ」がある。
気軽に参加者側にもなれる。
たった一冊の本を通して
人生をふりかえるほどの深い話も、
涙が出るほど笑える会話も生まれたりする。
このまちで、私たちの絵本や絵を通した活動を
見たり聞いたり通りすがったりする人たちがいて。
すこしづつつながりが増えて、
出会いや居場所が増えて
もっと自分の住むまちを『居心地良い』と思える人が増えたらいいな。
だから、良かったら気軽にわたしたちが参加するイベントなり
場所なりにぜひあそびにきてください。
図書館で一冊本を選んでのぞいてみるくらいの気軽さで。
何の気なしに。そんな気軽さで。
みんなでまちをつくろう♡